卒研生、大学院生、博士研究員、技術補佐員を募集しています。ご見学・ご相談は随時受け付けていますのでメールでご連絡下さい。
名古屋大学理学部生で小田研への配属に興味のある方は、配属調査前にメールでご連絡ください。見学や研究テーマの相談に応じます。配属調査は例年8月上旬に行われます。配属希望者が定員を超えた場合は成績を中心に総合的に判断します。状況により面接を行う場合もあります。小田研での研究生活についてはページ後半の「小田研での研究について」をご覧ください。
名古屋大学大学院理学研究科理学専攻の博士前期課程、博士後期課程で小田研に所属したい方は必ず願書提出前に小田までご連絡ください。ご見学、ご相談は随時可能です。小田研での研究生活についてはページ後半の「小田研での研究について」をご覧ください。
日本学術振興会特別研究員PD、名古屋大学YLC特任助教の申請を希望する場合はテーマ設定や申請書作成のサポートをしますので早めにご連絡ください。競争的資金での雇用が可能な場合もありますので小田までメールでお問い合わせください。
主な仕事は培地作成、分子生物学実験(PCR・シーケンス等)、実験植物の管理、パソコン(ワードやエクセル)を使ったデータの整理等です。勤務形態は週3~5日、1日6時間程度、時給1060円~1340円です。ご興味のある方は小田までメールでご連絡ください。
研究室にコアタイムは設定していませんが、基本的に平日の日中 (おおよそ10時~17時) は研究室で実験を行っています。定期的にプログレスセミナー、ジャーナルクラブ(論文紹介)、教員との個別ディスカッションを行っています。定期的なミーティング以外でも、新しい結果が得られた時や、実験がうまくいかなかったときなどは随時スタッフと相談し対策を練れる体制を取っています。ジャーナルクラブは他の研究室と合同でも行っており、研究室間でのコミュニケーションをとれる機会になっています。ある程度の研究成果が得られた際には学会でも発表します。
小田研ではシロイヌナズナ、タバコ、ゼニゴケ等を用いて、細胞のかたちづくりの仕組みを研究しています。扱っているテーマは道管分化や細胞分裂における細胞骨格の制御機構に関するものが多いですが、かならずしもそれだけに限定しているわけではありません。細胞のかたちづくりに関する現象、植物の発生、成長に関わる現象に広く興味をもって取り組んでいます。小田研への配属決定後には学生自身の興味を考慮して研究テーマを設定します。学生側からの提案も歓迎します。
実験に用いるテクニックとしては顕微鏡関連のものが多く、共焦点レーザー顕微鏡を用いたライブイメージングを中心に、全反射顕微鏡や微分干渉顕微鏡、実体顕微鏡を用いた観察も行っています。標的遺伝子の遺伝子クローニング、植物の遺伝子組換え、ゲノム編集もよく行う実験です。研究テーマによっては細胞培養、組織培養、生化学実験も行います。
小田研への配属は、植物の発生や細胞内のダイナミクスに興味のある方、顕微鏡技術に興味があり細胞の観察が楽しいと感じる方には間違いなくお勧めできます。しかし現時点でこれに当てはまらない方も、植物の細胞生物学や顕微鏡の世界と接点をもつことで、興味をもって研究に取り組むことができるようになることがあります。時折、顕微鏡などの実験が難しいのではないかという質問をいただくことがあります。顕微鏡は実習で扱う機会が少ないため、今の時点で顕微鏡が得意であることはまずあり得ません。顕微鏡に限らず、最初は研究室のスタッフや先輩が手ほどきしますし、何時間も使うことになりますので、真剣に取り組めば多くの場合その過程で無理なく習得できます。
卒業研究はこれまでの講義や実習の課題とは異なり、だれも答えを知らない真の謎解きに挑戦することになります。小田研の教員はサポートはしますが、事細かい指示は出しません。そのため卒研生が自ら主体的に考えて手を動かさなければ先に進むことはできません。しかしその過程では情報収集や実験計画の立案、技術習得、データの整理、結果のプレゼンテーションなど、今後どのような進路に進んでも役に立つ経験を積むことができます。途中で困難にぶつかり四苦八苦することもあります。しかし自らの努力と忍耐、創意工夫で困難を乗り越え、見たかったものが見えたとき、あるいは予想外の何かが見えたとき、生命現象の秘密の一端が垣間見えた時の喜びは格別のものです。小田研ではこのような研究の醍醐味を体験できるような環境づくりを重視し、その過程で皆さんが成長して次のステップに進む足掛かりを得られるようにサポートすることを心がけています。
連絡先
oda.yoshihisa.w5[a]f.mail.nagoya-u.ac.jp
[a]を@に置き換えてください.
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